学生のアルバイト

大学生、といえば普通アルバイトをする。
中には自分で学費を稼ぎながら、大学に通うものもいる。
今回はそんな大学生のバイト事情を書いていく。

定番のバイト

家庭教師

北大生で最も多いバイトは、家庭教師。
北海道では最高の学府のため、バイトの口には困らない。
高収入にして、シフト制でないため自分のテスト前は休めたりと、融通が利く。
特に医学部あたりだと、バイト代がおかしなことになる。

ただし北海道は東京・大阪のように交通インフラが充実していない。
特に冬場の移動はなかなか困難、吹雪の中のバス待ちなど命の危険を感じたりする。
それゆえ、車を所有している学生が有利。

私も普段は家庭教師をしていた。
ピンハネされるのが嫌なので、家庭教師派遣は利用せずに、個人契約。
結構な時給を貰っていた。

なぜ、高学歴の学生が家庭教師に向いているのか。
答えを教えるだけなら、そこら辺の学生でも可能。
本当に教えているのは、理解のためのテクニックであったり、合格に必要なノウハウ。
いかに楽して目的を達成するか、を教えられるのは、それをしてきたものでないと分からないためだ。

塾講師

これもそこそこやっている学生が多い。
北海道は時給が安いのと、時間の拘束があるので結構しんどい。

居酒屋バイト

地味に人気。
特に工学部など、男女比率が悲惨極まる学部の学生には、出会い系バイトとしてありがたがられている。
まかないがあるのも、魅力のひとつ。
深夜なら時給も北海道にしてはそこそこもらえるが、時間の融通は利きにくい。
すすきのという、北の不夜城があるためバイトは常にある。

余談ではあるが、同期の水産学部生が、謎に調理師免許をとりたくて、厨房希望でバイトに応募した。
応募したのは、女の子の接客するクラブのような店。
ところが、彼は男前すぎた。
女の子の店なのにフロアに回され、話も切れるものだから接客担当、人気者に。
彼が札幌キャンパスから、函館キャンパスへの移行で引っ越すときは、店をあげてのお別れ会が大変なものだったらしい。
天はニ物も三物も与えることがある。

飲食系

お酒のからまない、普通の飲食店など。
同級生や、同じ部活の学生たちの襲撃を受け、辱めを受けることがある。

北海道の最低賃金・札幌市HPより 驚愕の安さ

札幌の最低賃金

 

変わり種バイト

インストラクター

体育会系の学生には一定数、イントラバイトがいる。
テニスやスキーなど、高校まで部活を真面目にやってきた学生がイントラになる。

北大に入学してくる学生、実は都会で受験漬けで入ってくるのはごく一部。
多くは地方の普通の高校で、普通に部活をしながら入学してくる方が圧倒的に多い。
そのため、学部にもよるが、インターハイ経験者などがゴロゴロいる。
中には、空手の県タイトルホルダー、甲子園経験者などまでいたりする。

治験バイト

薬の生体実験アルバイト、言い方を変えるとモルモット。
薬のやばさに比例して高額になる。
善意のボランティアであり何かあっても文句言わない、という悪魔ばりの契約書にサインさせられる。
食道などにチラシとしておいてある。

リゾートバイト

夏休みなどに、リゾート地で住みこんで働くバイト。
はるかバブル期から続く、学生の甘い幻想を打ち砕く伝統労働体験。
中には気に入ってしまい、新学期になっても帰ってこない猛者もいる。

リゾートバイトではないが、私は夏休みは毎年世界遺産である道東の羅臼で住み込みをしていた。
バイトの内容は、漁師、しかも沖乗りでホタテを水揚げしていた。
そこそこのバイト料だが、一日3食のまかないが素晴らしすぎた。
このバイトで、冬のスノーボード代を稼ぐのである。
歯医者よりも、こちらの方が性に合っていた気がする。

都市伝説は本当?

高額バイトの伝説で、解剖用の遺体をホルマリンのプールに沈めるというのがある。
実際はそんなもの存在しない、ホルマリンの入った袋のようなもので管理されている。
そもそも、そのご遺体を歯学部医学部の学生は解剖させていただいている。
ホルマリンアレルギーならくしゃみが止まらなくなるが、医療人ならご遺体など怖くもなんともない。
それより、家に帰って電気が止められてた時の方が100倍堪えるものである。

また祝日にでも続きます