輝く白い歯・ホワイトニング
真っ白い歯になりたい。
そう思われたことのある人は、少なからずおられることだろう。
ところが、ホワイトニングというのは、実は範囲がとても広い。
そもそも、ホワイトニングは、歯を白くするという意味。
歯自体を根本的に色調変化させるものもホワイトニングであれば、歯についた汚れを落とすのもホワイトニング。
ネットやエステでよく宣伝されているのは、歯の表面についた色素を落とすだけのもので、広義のクリーニングに過ぎない。
薬局の歯磨き剤で、ビフォーアフターの写真があるが、あれはウソ。
プロがみれば一目瞭然、アフターは歯科医院でのホワイトニング後のもの、ひどいものだと単なる画像処理。
広義のホワイトニングの種類
歯を白くする、ということに限って分類する。
ラミネートベニア・補綴
歯を削って、セラミックの薄片を張り付けたり、かぶせてしまう技法。確実に白くなるが、健全な歯を削る欠点がある。多くの芸能人はこれ。変色しないという利点があるが、高価。
セラミッククラウン
ホワイトニング(歯科医院)
歯の表面だけでなく、歯質自体の着色を薬剤で分解する。実態は漂白なので、歯自体が色調変化する。人によっては白くなりにくく、色調の後戻りがある。知覚過敏が出る場合がある。割と自然な色調変化が得られる場合が多い。やや高価。
ホワイトニング(歯科医院以外・歯磨き粉・エステなど)
歯の表面の汚れをとり、再びつきにくくするだけのもの。歯質自体に作用するよううたっているものも多いが、歯質に作用するものは医療行為にあたるため含まれていない。歯の表面性状が変わることで白く見せる。ガラスをすりガラスにするようなもの。色調変化は少ないが、副作用が少なく、安価。
表面コート剤
いわゆる歯のマニキュア。色調は透明感がなく、ペンキを塗ったようにベタッとしている。ごく短期間で施術可能だが、歯科医院での接着性のものでも、もって数か月。着色にも弱い。歯を削ることなく白くでき、知覚過敏でも問題ない。やや高価。
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歯のコート剤・ビューティコート
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