食生活 その3
学生とはいえ、たまには美味しいものをたべたい。
そして、北大があるのは食の王国・北海道。
北海道のイメージといえば、カニ、ウニなどがあるが、道産子が日々そんなものを食べているわけではない。
あまり内地の人にはなじみがないが、北海道では普通なものを紹介する。
北海道グルメ外食編
スープカレー
ここ20年ほどで一気にメジャーになった。
普通のカレーをのばしたものではなく、完全に別の食べ物。
ベースになるスープに、様々なスパイスを溶かしたもの。
これに丸々一本のチキンレッグやポーク、魚介などのメインの具材が入る。
それにだいたい大きな野菜の素揚げやボイルが入る。
ライスは別添えで、スプーンで浸して食べる。
辛さがとんでもなく辛くできるところが多い。
今や札幌で200軒以上。
間違いなくソウルフードのひとつ。
北大まわりにもたくさんの店がある。
ぜひ道外人に食べてもらいたい。
札幌に来たら絶対にはずせないスープカレー
回転ずし
ただの回転ずしが、内地と別物。
何を食べても新鮮でうますぎる。
基本北海道は江戸前が多いので、ネタが大きい。
北海道で慣れると、よそでは食べれなくなる。
みよしの
ぎょうざとカレーの店。
吉野家のようなカウンター中心の店。
文字通りカレーライスにぎょうざが添えられて出てくる。
カレーのサイズとぎょうざの個数で値段が変わる。
スーパーではみよしのぎょうざが売られている。
ビール園
札幌ビール園が有名だが、キリンなどもビール園がある。
メインはビールとジンギスカン。
サッポロビール園では、食べ放題コースは冷凍肉。
食べ放題でない方が、味のあるホールで、生ラムや札幌クラシック(北海道限定の最強ビール)がいただける。
生ハムやソーセージなどサイドメニューを合わせても、値段は食べ放題とほぼ同じになるためおすすめ。
ビヤガーデン
席数1万をはるかに超える、日本最大のビヤガーデン。
大通り公園を5丁ほどぶち抜きで、毎年7月後半から一か月にわたり開かれる。
日本4大メーカーに加え、いろいろなメーカーが巨大ブースを出す様子は壮観を通り越す。
やきとり
北海道のやきとりを焼き鳥だと油断しているとびっくりすることも。
なぜか豚肉がメインの店もある。
かつて寒くて養鶏がうまくいかなかったかららしい。
どこの店にも豚の精肉串、通称豚精がある。
そして味付けは基本塩。
美唄焼き鳥
札幌と旭川の中間地点あたり、炭鉱で栄えた美唄のソウルフード。
鳥モツと玉ねぎを交互に刺したものを焼いたもの。
種類はないので、基本本数で注文する。
鳥モツと玉ねぎの美唄焼き鳥
焼き鳥弁当
函館が誇るコンビニ、ハセガワストア(通称ハセスト)の超人気弁当。
コンビニ中央部に焼き鳥ブースがあるのも衝撃だが、注文を受けてから焼き始める、およそコンビニらしからぬスタイル。
四角い、串を引き抜く溝の入ったスチロール容器の上に並べられた豚串。
人気は塩だれ、塩。
食べる機会があれば、絶対に外してはならない逸品中の逸品。
小樽ソウルフード
札幌から数十キロしか離れていないのに、独特の文化がある。
小樽といえば寿司のイメージが強いが、私にはあまりイメージがない。
若鳥半身揚げ
小樽の人は事あるごとに食べる。
クリスマスでも正月でも。
文字通り丸鳥の半分にしたものをあげたもの。
前半食べやすいモモから行くと、後半パサついたムネで後悔する。
「若鳥なると」が有名だが、あちこちで扱いがある。
店舗で食べるときは定食がおすすめ。
あんかけ焼きそば
海鮮が多く焼き目の硬い焼きそば。
とにかく量が多い。
銭函のスキー場オーンズのゲレ食でも、お盆のような皿にのってくる。
普通においしい。
またお休みにでも続きます