食生活 その2

大正義・学生食堂

学生にとって量が多く、安いことは大正義。
この正義を貫く最大の存在こそ、学生食堂。
北大の学食は、量も値段も、そしてうまさも一級であった。

あちこちにある、学食

北大は広い。
大阪城公園の1.7倍はある札幌キャンパスである、食堂もあちこちに点在する。
我々が良く使うのは生協系であるが、他の民間業者のものなどや、医学部病院などには色んな飲食店に加え、スタバまであった。
なかでも旧教養を擁する北部食堂は、なんと席数1300。
我々のころは800で、とんでもなく広いと思っていたが、今や日本最大の学食らしい。
今はなき歯学部食堂は20席ほどだが、なかなかに頑張っていた。
味は微妙。

魅惑的なメニュ―達

食の王国北海道。
それに恥じないメニューが学食にはあった。
いくつか、完全に私見で紹介する。

牛トロ丼

十勝の名物牛トロ丼。
牛肉の生肉フレークを特性のたれでいただく逸品。
脂が口の中で溶けて何とも言えない食感がたまらない。
きちんと大盛りまであり、死角はない。
別売りの温泉卵が良く合う。

ピリカラーメン

北大麺類人気ナンバーワンのラーメン。
麺の上に大量の白髪ねぎとモヤシがのっており、ラー油とからめてある。
味噌ベースがデフォルトだが、他の味でも作ってくれる。
私はとんこつがお気に入りだった。
380円くらいだったが、麺類全般きちんと生麺からゆでるので、多少の時間はかかるがおいしい。
観光客にも人気らしい。

いくら丼

昔はレギュラーメニューだった。
400円くらいで、入学当初は食べまくった。
が、単調などですぐに飽きる。
いくらは北海道では安い、たらこくらいの感覚。
秋には生の魚卵をばらして各家庭の味に漬けるのが、北海道の風物詩。

サラダバー

北部食堂にあった。
1グラム1円ちょっとだった気がする。
メニューは豊富、主に意識高い女子御用達。
ポテサラ系は比重高く、コスパ悪い。

カレー

安くてうまい鉄板メニュー。
普通盛で250円くらい。
北海道は、というか西日本以外は肉といえば、豚。
ビーフカレーは別メニューで存在する。

小鉢系

小鉢メニューは種類が超豊富。
調子に乗って取りすぎると、支払いがかさんで後悔する。
北海道名物いももちなどもある。

出張メニュー

寿司職人などが出張でブースをつくり、個数限定で提供。
学食よりは高いが、それでもリーズナブル。

誰でも利用できる学食

何と北大の学食は、全国の行ってみたい学食ナンバーワンに輝いた。
誰でも利用できるので、場所と時間だけチェックしておけばOK。
ただし、昼食時は半端でなく混むので、ポプラ並木でも見てから行くことをおすすめする。

おすすめの食堂・北部食堂は遠いので、中央食堂あたりがおすすめ

北大学食

続きます